昨今の夏は気温がとても高いですね。2023年の日本の夏の平均気温偏差は+1.76となりました。これまで最も高かった2010年の+1.08を大幅に上回っています。
子どもは大人に比べて暑さに弱く熱中症になりやすいため注意が必要です。そのため「外で子どもを遊ばせてあげたいけど、少し不安。」という親御さんも少なくないと思います。
今回は室内でもできる2歳〜5歳児向けの運動あそびを紹介します。簡単にできるものばかりですのでぜひ参考にしていただき、安全な環境で子どもと一緒に運動不足を解消してみてください。
1. おしり走
手足をつけないで、おしりだけで前に進む運動です。やってみると意外と難しいのですがそれがまた面白いです。本気でやってこどもに負けることも普通にありますので、手を抜かずやってみてください。
■遊び方
- 子どもと横にふたり並んで、おしりを付いて体操座りをする
- 合図に合わせて座ったままおしりだけをつけて、腕を振って前に進む
- ゴールに先についた方が勝ち
2. からだじゃんけん
グー、チョキ、パーを全身で表現してじゃんけんをします。からだを小さくしてみたり、ジャンプしてみたりと運動量が多いですので、準備運動にもぴったりのあそびだと思います。
■遊び方
- 「じゃんけんぽん!」の「ぽん!」のタイミングで、お互いに全身でグー・チョキ・パーのポーズをする
- 勝ち負けの基準は通常のじゃんけんと同じ
3. ふわふわふうせんあそび
ふうせんをポンポンして床に落とさないように動き回ります。ふうせんが必要ですが、大人も本気になって楽しめるおすすめの運動遊びです。
■遊び方
- ふくらましたふうせんを用意する
- ふうせんを投げて落とさないように交互にぽんぽんする
- 落とした人が負け
4. 椅子取りゲーム
大人も、昔一度は楽しんだことがある王道のあそび、椅子取りゲームです。こどもが複数でも椅子があればみんなで楽しめるので、大勢いるときにぜひやってほしい遊びです。
■遊び方
- 椅子を外側向きにして円に並べる
- 椅子の外側にたち、みんなで同じ方向を向いて音楽に合わせて椅子の周りを歩く
- 音楽が止まったら椅子に座る。座れなかった人は抜ける
- 椅子を1つ減らして繰り返す
- 最後の椅子に座れた人が勝ち
5. トンネル遊び
大人の手や足など様々なすきまを作り、子どもがくぐる遊びです。からだの大きい男性だとやれる幅が広いのでぜひパパにやってみてほしい遊びです。歩くのが苦手なお子さんでも楽しめるはずです。
■遊び方
- 大人が腕立て伏せのような格好などをして、すきまを作る
- できたすきまを子どもがくぐる
さいごに
以上が室内で安全に楽しめる運動あそびです。
ぜひ参考にしていただき子どもと一緒に運動不足解消をしてみてください。