4P

実施目的

戦略設計で定めた価値を目標に対して効率的に届ける方法を決めるためです。

今まで調査し設定してきたターゲットや価値をどう表現してアプローチするかを決めていきます。絵に描いた餅で終わらせないために、ここが私たちの腕の見せどころです。

設計方法

マーケティングフレームワークである4Pを用いて、以下領域を確認しながら私たちが専門的にサポートするPromotion(販促)の設計を主にしていきます。

  • Product(製品):消費者に提供する製品を設定
  • Promotion(販促):効率的かつ効果的に情報を届ける媒体の選択と運用
  • Price(価格):目指すポジショニングに適した価格を設定
  • Place(流通):効率的かつ効果的に製品を届ける流通方法を設定

以下にリスティング広告の配信する場合の設定例を記載しますので、参考までにご覧ください。

*目的達成のために製品や価格などの領域も見直すべきと判断できる場合は、お話しさせていただく場合がありますので何卒ご了承ください。マーケティングはこれらを包括した活動ですし、私たちはプロモーションだけを行うのではなく、お客様のビジネスを発展させるのが仕事だと考えているからです。ただ無責任に指摘することはありませんのでご安心ください。する場合は確信できる根拠を提示した上で行います。

リスティング広告の設定例

決定したターゲットユーザーと提供価値に基づき、以下設定を行います。Instagram広告等のSNS広告については若干設定できる項目は異なりますが、概ね一緒です。

媒体の選択

GoogleかYahoo。それとも両方に出すかを選択します。更に媒体の中でも検索連動型広告かディスプレイ広告かで分かれますが、基本的に費用対効果が高い傾向にある検索から着手していきます。検索している=欲が出ている状態(ニーズが顕在化している)ということですので、問い合わせや購入に至る確率が高いユーザーを狙えるためです。

性別・年齢の設定

広告を出すユーザーの性別と年齢を設定します。注意点としては狭く設定しすぎないことです。昨今の媒体のシステムは優秀なので、広く出してもコンバージョンが取れないところには、あまり配信されないようになっています。明らかにいらない箇所は省きますが、それ以外は含めていきます。

地域の設定

どの地域に広告を出すか設定します。都道府県や市町単位、特定の住所から半径何キロメートル。といった設定が可能です。上記と同様狭く設定しすぎないように注意していきます。狙えるユーザーを減らすことでコンバージョン率の大きな上昇が見込めるのであれば狭くしますが、さほど変化しないと想定できる場合は広めにします。目的達成にたりうる母数のユーザーにリーチできていないという結果にならないよう注意していきます。

アカウント構成の設計

広告アカウントの設計をしていきます。ゴールを端的に言えば、最も効果が見込めるターゲットに対して最もご予算を投下できる構成にします。リスティング広告のアカウント構成が重要な理由と具体的な作り方で重要性を説明しています。

ランディングページのディレクション

既にページがある場合は改善すべきポイントをお伝えします。新規で作成される場合は構成のディレクションをいたしますので、お気軽にご相談ください。ランディングページが必要な理由はLPがリスティング広告に必要な理由と格安で成果の出るものを作る手順をご覧ください。

コンバージョン設定

Webサイト上のどのポイントをコンバージョンとするかを定義し、設定を行います。

これら必要な設定が全て完了したら配信を開始します。その後運用に移ります。