Webマーケティング支援をしている株式会社オンジンは、発注先候補の会社Webサイト閲覧時に最もイライラすることに関する意識調査を実施しました。
今回はサイト製作やリスティング広告、SNS広告運用などWebマーケティングに携わる方のご参考になればと思い、データを公開いたします。
1. 調査概要
- 調査概要:発注先候補の会社Webサイト閲覧時に最もイライラすることに関する意識調査
- 調査方法:インターネット調査
- 調査期間:2023年6月10日〜6月11日
- 有効回答:200名
※調査結果を引用する際は当記事リンクを合わせて記載ください。
2. 調査結果
①発注先候補の会社Webサイト閲覧時に最もイライラすることは何ですか?
「サービスの価格記載がない又は曖昧な表記しかない」が35.5%と最も多い結果となりました。次いで「ページの読み込み速度が遅い」が18.5%。「他社と比べてどんな特徴や違いがあるかわからない」が14%となり、多くユーザーが「価格や他社との違いがわからないこと」と「表示速度の遅さ」にイライラすることがわかりました。
②イライラした際、どんな行動を取りますか?
次の「イライラした際、どんな行動を取りますか?」という質問の回答は、「すぐに別の会社のWebサイトを閲覧する」が52.5%と最も多い結果となりました。次いで「我慢しながら閲覧を続ける」が38.5%。「Webサイトの閲覧自体やめる」が9%です。半数以上のユーザーが、「価格や他社との違いがわからないこと」と「表示速度の遅さ」が要因でWebサイトから離脱する恐れがあることが明らかになりました。
3. 調査結果のまとめ
今回の調査では、多くのユーザーが以下の点に非常にイライラしていることが判明しました。
- サービスの価格記載がない又は曖昧
- ページの読み込み速度が遅い
- 他社との違いがわからない
そしてイライラしたユーザーの半数以上はすぐに別の会社のサイトを閲覧する場合があります。
そのためWebサイトの製作担当者は、すぐ読み込めてサービスの価格と特徴がわかりやすいサイトに設計することが必要になるはずです。
4. 調査結果はWeb広告運用にも活かせる
リスティング広告やSNS広告で使うランディングページを作成・ディレクションする場合も、今回の調査結果は参考になるはずです。よって、これらと密接に関わる広告運用者も活かせる内容だと思っています。
また、広告運用中でコンバージョン率に課題を抱えている際も、調査結果で明らかになったポイントで改善できる点がないか確認するなどして活用していただけると幸いです。